今日は出会った一冊の1文と自分の実際経験した話をご紹介します。
許すことで人生が始まる—その一歩がすべてを変える
もうすっかり恨みつらみで満ちた感情を手放してからでしたが
「あの頃のわたしだったら、絶対に受け入れられなかったな」って、思います。
許すなんて、今まで苦しんできた自分への裏切りのように感じていた時期もありました。
でも今は、「許し」って
“相手のため”じゃなくて、“自分のため”だったんだとわかるんです。
許すことで人生が始まる—その一歩がすべてを変える

「あの人を許すなんて無理」—心に積もった怒りと悲しみ
「許すことで人生が始まる」——この言葉に出会ったのはこの本。

毒親との関係は、わたしにとって長い間“生きづらさ”そのものでした。
何を言っても否定される。感情を出すと怒られる。愛されたいのに、愛されている実感が持てない。
そんな日々が積み重なって、自分の価値がわからなくなっていました。
それでも、絶縁という選択はしませんでした。
ただ、少しずつ距離をとって、自分の心を守ることを優先したんです。
絶縁せずに、自分の人生を守るという選択
その中で、自分の感情を認めることを覚えていきました。
そして、ある日ふと
「もう、あの人のことを憎んでいないかも」と気づいたんです。
それは、無理に許そうとしたわけではなく、
時間とともに怒りが静かに溶けていったような感覚でした。
許したというよりも
執着するのをやめたという感覚です。
まとめ 許すことで人生が始まる—その一歩がすべてを変える

「許すことで人生が始まる」——この言葉は、わたしがすでに歩き出していた道を、そっと肯定してくれるようなものでした。
許しは、過去をなかったことにすることではなく、自分の人生を前に進めるための選択。
そしてそれは、誰かに強制されるものではなく、
自分のタイミングで自然に訪れるものなんだと思います。
これは毒親だけではなく、全ての人間関係に言えることだと感じています。
許すというより、相手は変えられないから
執着しない、ということでいいと思います。
この経験をもとに、わたしはいくつかの本を書きました。
毒親との関係に悩んでいる方、介護という現実に向き合っている方、
そして人間関係に疲れてしまった方へ
ーーどれも、かつてのわたし自身に向けて書いたものです。
どれも、今つらい思いをしている誰かの心に、そっと寄り添えるような本になればと願っています。
▼絶縁しなくても、自分の幸せを守る方法はある。その実践的なヒントを詰め込みました。
▼毒親介護という避けられない現実の中で、どうやって心を守るか。自身の体験をもとに綴っています。
▼人と関わるのが苦手だったわたしが、少しずつラクになっていった過程をまとめた一冊です。

人間関係がラクになるコミュ障卒業ノート: 大丈夫 わたしもそうだった (ことり文庫)
もし気になったら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
あなたの一歩を、そっと応援しています。